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「箱根湯本・塔ノ沢」ってどんなところ

箱根の玄関

小田急ロマンスカーや箱根登山電車、箱根登山バスなどの交通機関が集結する箱根湯本駅がある箱根湯本エリア。箱根一の繁華街でもあり、箱根名物の温泉まんじゅうを食べながら商店街をぶらぶら歩いて人力車に乗ったり、塔ノ沢エリアでは山歩きをしながら名刹を訪ねたり。賑やかな街の隣に自然いっぱいのエリアが広がり、家族みんなでさまざまに楽しめる東京から一番近い箱根の玄関口とも呼べるエリアです。

1.箱根湯本駅周辺

小田急ロマンスカーや箱根登山鉄道、箱根登山バスなどの交通機関が集結する箱根湯本駅。駅から外に出れば箱根一の繁華街、箱根湯本の街が広がっています。

駅周辺にはみやげもの屋が軒を連ね、小田原名物のかまぼこ店も並んでいます。

箱根の定番みやげとしてはずせないのは、やっぱり「温泉まんじゅう」。沖縄の黒糖を使った定番の「箱根のお月さま」が買える「和菓子 菜の花」は、駅から出てすぐの場所にあります。

作りたてのおまんじゅうが並ぶショーケースをガラス越しに眺めながら、お気に入りの一品を探して商店街をぶらぶら歩く時間は至福のひとときです。

2.足湯も楽しめる「福久や 九頭龍餅」

駅から商店街を一番奥に進んだ「福久や 九頭龍餅」では店頭に足湯が設置されています。ここでは、縁結びで名高い九頭龍神社の九頭龍様を祀った神棚があり、縁結びのご祈願ができます。

店の前には源泉掛け流しの足湯もあります。

南箱根の新鮮な丹那牛乳を使ったバニラソフトクリームの上にメレンゲをのせて、和栗のモンブランをたっぷりしぼった、贅沢な「口どけモンブランソフト」も楽しめます。

箱根縁結び 福久や 九頭龍餅

3.「湯本見番」と「あじさい橋」

「福久や 九頭龍餅」から国道を渡り通りを1本入ったところに、芸者さんが所属する置屋の組合事務所の「見番(けんばん)」があります。中には芸者さんたちが踊りや唄の稽古をする舞台があり、公開稽古が開催されることもあります。

箱根湯本芸能組合 湯本県番

見番から箱根湯本駅方面へ戻ると早川にかかる赤い橋、「あじさい橋」が見えてきます。

元々は「ほまれ橋」と呼ばれていたそうですが、あじさいの名所が多い箱根がさらに発展しますようにという思いをこめて、1996年に「あじさい橋」と名付けられました。

橋のたもとには人力車がいて、時間貸切で観光地を周遊してくれます。(20分3,000円~)また、予約しておけば、ホテルなどへの送迎もしてもらえます。

箱根湯本人力車 海風屋

4.早雲寺(そううんじ)

あじさい橋を渡り、旧東海道(県道732号)を15分ほど歩けば、小田原北条家の菩提寺「早雲寺」に到着します。北条早雲の遺命により1521年(大永元年)に創建された臨済宗大徳寺派の寺院です。

戦国時代を代表する文化人として高名な北条長綱の作と伝えられる枯山水庭園や、国指定重要文化財の絹本淡彩(けんぽんたんさい)北条早雲像などの室町時代に作られた美術品が残っています。
他にも境内には、桜や梅の木々が植えられており、鐘楼の前の梅の木は明治時代の小説家徳富蘆花が「自然と人生」の中でふれたものだとされています。

早雲寺

  • 住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本405

5.湯本富士屋ホテル・ラウンジ ウィステリア

早雲寺からあじさい橋に戻れば、そろそろお昼の時間です。橋のたもとにある「湯本富士屋ホテル」内の「ラウンジ ウィステリア」で、ランチタイム休憩をとりましょう。

緑が鮮やかな、季節限定のランチメニュー「真鯛と春野菜のパスタペペロンチーノ」。また、プラス料金でスープ、サラダ、コーヒーのセットにできます。

ランチメニューのオムライス。ランチメニューの提供時間は11:30~14:00までですが、17時まではカレーやピラフなどの軽食メニューが楽しめます。

湯本富士屋ホテル ラウンジ ウィステリア

6.フォレストアドベンチャー

あじさい橋から箱根登山電車の線路を越え10分ほど歩いた山の中に、フランス発祥の自然共生型アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー」があります。

園内は身長110cm以上から遊べる「キャノピーコース」、140cm以上または小学4年生以上からの「アドベンチャーコース」など、森の地形と樹木をそのまま活かした2つのコースに分かれています。クライミングウォールに挑戦したり、ジップラインを体験したり、家族みんなで自然とふれあいながら遊べるパークです。

フォレストアドベンチャー・箱根

7.阿弥陀寺

フォレストアドベンチャー横には阿弥陀寺への登り口を指す看板がありますが、寺までは登山レベルの急勾配の山道を30分ほど行かなければなりません。

鳥の鳴き声と自分の足音だけしか聞こえない静かな山道を阿弥陀寺参道まで20分ほど進みます。山の下に広がる箱根湯本の街の喧騒が嘘のように、静寂に包まれた空間が続きます。

1604年(慶長9年)創建の浄土宗の古刹、阿弥陀寺は、14代将軍徳川家茂(いえもち)に降嫁した皇女和宮の位牌を祀る寺としても知られています。毎年10月第4日曜には、彼女を偲ぶ琵琶の語りが行われています。

境内には、四季折々に咲く草木の花と、約200本の椿が美しいお寺です。

阿弥陀寺

  • 住所:神奈川県足柄下郡箱根町塔ノ沢24

8.塔ノ沢駅と深沢銭洗弁財天(ふかざわぜにあらいべんざいてん)

阿弥陀寺から山を下り、箱根登山鉄道・塔ノ沢駅へ。この駅の上りホームには金運が上がると云われるパワースポットがあります。

駅構内にあるという全国でも珍しい金運パワースポット「深沢銭洗弁財天」。塔ノ沢温泉に宿泊した実業家の夢枕に白蛇が現れたことから、1926年(大正15年)に祠が建立されました。

境内の「弁天癒水」でお金を洗うと何倍にも増えると云われていますので、ぜひお金を洗って金運アップを目指しましょう

深沢銭洗弁財天

  • 住所:神奈川県足柄下郡箱根町塔ノ沢・塔ノ沢駅ホーム内

9.箱根登山鉄道(スイッチバック)

塔ノ沢駅から箱根の山を走る赤い電車、箱根登山電車に乗車します。箱根登山電車は、急な山の傾斜を登っていくため、途中で車両の進行方向を逆向きにするスイッチバック方式で、ジグザグに登っていきます。

スイッチバックが行われるのは、出山信号場、大平台駅、上大平台信号場の3ヶ所です。他にも「R30の曲線」や、「80パーミルの勾配」など、鉄道ファンにはたまらない場所を箱根登山電車は走ります。

海抜234メートル表示の出山信号場所からは、箱根の名所のひとつ「出山鉄橋」を望めます。

スイッチバックでは、車両の進行方向が逆向きになるため、運転士さんがホームを歩いて反対側の運転席まで移動します。
1キロメートル進む間に高低差が80メートルにもなる急勾配を進む箱根登山電車。沿線には約1万株のあじさいが植えられており、シーズンには車窓にふれるほどに咲き誇る沿線のあじさいを、ゆっくり電車から楽しむことができます。

10.画廊喫茶ユトリロ

箱根湯本駅の街に戻ったら、商店街を5分ほど歩いたところにある「画廊喫茶ユトリロ」で休憩してみてはいかがでしょう。夜20時まで営業しており、電車を待つ間などにも利用しやすいレトロな雰囲気漂う喫茶店です。

フランスの画家、モーリス・ユトリロにちなんで名付けられたお店には、ユトリロをはじめ平賀敬や四谷シモンなどの作品が壁一面に飾られており、画廊としての一面も見せています。

▲「抹茶と小豆のケーキ」と「いちごのショートケーキ」。お得なドリンクセットメニューも!

芸術作品を眺めながら、自家焙煎のコーヒーや10種類以上のデザートを、クラシック音楽が流れる落ち着いた雰囲気の中で楽しめます。

画廊喫茶ユトリロ


都心から85分、箱根東の玄関口

小田急ロマンスカーなら新宿から約85分で着く、40軒以上の温泉宿と商店で賑わう箱根の玄関口です。
おひとり様から団体旅行まで、さまざまな旅の利用目的に対応できます。

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