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【宿レポ】第18回「一の湯 本館」|箱根のお宿に泊まってみました!

箱根のお宿に泊まってみました!
今回のお宿は「塔ノ沢一の湯 本館」です。
宿泊モニターは、Instagramのフォロワー「miri_tabi」さまです♪

「箱根のお宿に泊まってみました!」
この企画は、応募で決まった宿泊モニター様に、箱ぴた加盟のお宿に実際にご宿泊いただき、その感想をいただいております!
今後も様々なお宿で実施してまいりますのでおたのしみに♪
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miri_tabi さま

 

 

箱根を訪れるたび『一の湯本館』の前を通っては「いつか泊まりたい」と思っていました。
旅の先々で有形文化財の建築を見ている私にとって憧れのお宿にモニターとして宿泊できたこと大変嬉しく思っています。

-1630年創業の江戸時代から続く国指定登録有形文化財のお宿-

梅雨空のじめじめとした天候でしたが、憧れのお宿に泊まれると思うだけで晴れやかな気持ちで扉を開けました。

 

-重厚な扉を開けたその先にあったものは…-

 

まず目に留まったのは奥にある大きな水墨画。
大胆かつ繊細さを感じるこの絵と建物内の雰囲気がとても合っていました。
スタッフの方にお伺いしたところ、萩原光観という日光輪王寺に絵を奉納された方で
『一の湯の14代当主と親交が深く、晩年10年くらいは一の湯に何回も宿泊され、この絵も塔ノ沢のイメージを墨絵に表されたものです。』
と教えてくださいました。

-写真でも雰囲気が伝わるといいのですが…-

 

お部屋は3階展望風呂付きの“金時”というお部屋を用意してくださいました。
施設内の移動は全て階段ですが、それも文化財保護のため致し方ありません。

-趣を感じられる内壁-

 

お部屋はとても広く、整えられており、廊下は磨かれ黒光りしていました。
壁の向こう側に展望露天風呂。ウォシュレットトイレや洗面所もあるので快適に過ごせました。

-レトロ感が堪りません-

 

L字の広縁があり窓が大きく、3階でしたが窓辺に立つと真下を流れる早川の迫力に圧倒させられました。

-自然豊かな景色は癒し効果抜群-

 

展望露天風呂からも雨でより一層青さを増した木々の葉を見ながら温泉を堪能できました。

-黒い浴槽のへりに移るリフレクションで癒し効果UP-

 

一の湯本館には大浴場が2つ(男女交代制)と貸切風呂があります。
大浴場の洗い場には「流れる上がり湯」という掲示があり、少しとろみを感じる源泉を頭のてっぺんから足の先まで全身に浴びて古き良き不便さを楽しんできました。

-金泉の湯-

 

-恵みの湯-

 

貸切風呂は1916年にイタリアから輸入した天然大理石で作られたもので大正時代にタイムスリップした気分でした。

-美しい大理石とレトログリーンのタイルが素敵-

 

温泉を堪能した後は食事の時間です。
大正ロマンを感じる大広間での食事は「見て楽しく、食べておいしい」こだわりの料理。
たくさんの小鉢と海鮮焼き、米沢牛と四万十ポークのしゃぶしゃぶ。
しゃぶしゃぶは一の湯特製のポン酢とごまだれでいただきました。

-鰹のたたきの小鉢の下にも一品ありました-

 

メインは一の湯名物の“金目鯛の姿煮”。
梅雨時の金目鯛は脂がのっており、とてもおいしかったです。

-艶々していました-

 

お品書きで紹介されていたキンメ丼を作りました。
タレのうまみがご飯にマッチして何杯でも食べられそうでした。

-ご飯もふっくらつやつや-

 

デザートは4品あり涼やかなかごに盛られていました。
おなか一杯と言いつつ完食!

-個人的にはジュレが好み-

 

翌朝はランニングをしました。
塔ノ沢は箱根駅伝の5区・6区で一番きつい区間です。
急な登りの為、塔ノ澤橋で折り返しました。
気分はアスリートでしたが、対向車が来たときは立ち止まりつつ

-対向車が来たときは立ち止まりつつのランニング-

 

朝食は夕食の時と同じ大広間でいただきました。
鶏そぼろにマグロのたたき、ショウガ昆布などご飯のお供がたくさんありました。

-アサリの身がぷりっぷり、塩さばは脂がのってふっくら-

 

 

ここからは2日間の旅程を紹介させていただきます

【1日目】
『菊川商店』の箱根まんじゅうを食べ、駅前商店を散策。

-焼きたてほかほかの箱根まんじゅうはカステラ生地の中にたっぷりの白あん-

 

ランチは『GORA BREWERY PUBLIC HOUSE』

-落ち着いた雰囲気の店内-

 

宿に荷物を預け、『箱根路開雲』へ湯めぐり。

-宿泊者は一の湯グループの日帰り温泉が無料-

 

 

【2日目】
チェックアウト後、バスで大平台へ…
『スイッチバックカフェ』でスイーツを頂きながら箱根登山鉄道が来るのを待ちました。

-あんこのお花ケーキは全て手作りで土台は‛浮島’という和菓子だそうです-

 

-窓際席から眺めるも良し!-

 

-展望デッキから見るも良し!-

 

箱根ではこれまで日帰りで温泉や観光をしていましたが、宿泊させていただき箱根での新しい時間の過ごし方ができました。

 

 

miri_tabi さま ありがとうございました!

 

 

「塔ノ沢一の湯 本館」の詳細はこちら



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一の湯✿今回のお宿

塔ノ沢一の湯 本館

https://www.hakone-hotelkowakien.jp/
箱根湯本~上塔ノ沢5分(バス下車徒歩1分)

住所 :〒250-0315
神奈川県足柄下郡箱根町塔之澤90
電話 :0460-85-5331

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