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【宿レポ】第15回「桐谷箱根荘」|箱根のお宿に泊まってみました!

箱根のお宿に泊まってみました!
今回のお宿は「桐谷箱根荘」です。
宿泊モニターは、Instagramのフォロワー「miho333」さまです♪

「箱根のお宿に泊まってみました!」
この企画は、応募で決まった宿泊モニター様に、箱ぴた加盟のお宿に実際にご宿泊いただき、その感想をいただいております!
今後も様々なお宿で実施してまいりますのでおたのしみに♪
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miho333

 

 

ご縁あって、強羅の「桐谷箱根荘」に宿泊させていただきました。
母と娘の二人旅。先日、70歳を迎えた母の誕生日祝い旅行です。

アクセス

ロマンスカーで箱根湯本駅へ。終点の強羅駅で下車し、強羅駅からは箱根登山鉄道ケーブルに乗り換えます。公園上駅で下車し、歩くこと5分。
上り坂の途中で、右側に「桐谷箱根荘」が見えてきました。

桐谷箱根荘へ

駅からの道のりはゆるい上り坂。息切れはしないものの、運動不足の私にはちょっぴりハード。肌寒い日だったので、身体が温まってちょうど良かったです。

フロントへ声をかけると、席に座ってお待ちください、とのこと。待つこと数分、ウェルカムドリンクをお出し頂きました。

優しい甘さが特徴の、ゆず茶。坂道で温まった身体が、ゆず茶でさらに温まってポカポカに。

創業50周年を迎える「桐谷箱根荘」は、緑に囲まれ、落ち着いた雰囲気を味わうことのできる旅館です。建物は本館、さくら亭の2つからなり、本館には15室、さくら亭には9室の客室があります。私たちが宿泊したのは、さくら亭の2階のお部屋です。

客室

10畳の広々としたお部屋。窓からは山々を見渡すことができます。晴れている日は、箱根大文字もよく見えるそうですよ。あいにく、この日は曇っていましたが、かえって幻想的な美しさを感じました。


私のお気に入りポイントは、大正ロマンをイメージしているという壁紙。

お部屋には浴衣、籠バッグ、足袋、タオル、歯ブラシなどのアメニティが置いてありました。

籠バッグは滞在中、お風呂やお食事に行くときに大活躍してくれました。浴衣にもよく合います。

お部屋でお茶を淹れ、お茶菓子を頂き、ひとやすみ。

ゆったり過ごした後は、浴衣に着替え、早速温泉へ向かいます。

桐谷箱根荘の温泉

桐谷箱根荘の温泉は、循環設備は一切使用していない、大涌谷からの源泉かけ流し。美人の湯、とも称される硫黄温泉です。お湯は乳白色に濁っています。

湯処は4つ、湯船は6つと充実。まずは本館にある姫の湯へ。
(※温泉は撮影禁止のため、桐谷箱根荘公式HPよりお写真をお借りしております。)

お湯の温度はやや高め。身体を洗ってから、ゆっくり腰を下ろして浸かっていきます。身体の芯から、じんわりと温まっていくことを感じます。先ほど坂道を歩いたときの疲労が、ほぐれていく感覚。

シャンプーやコンディショナー、かかとの角質落としなどアメニティも充実。なんと、顔に塗るタイプのパックまでありました!至れり尽くせり。まだ到着して1時間足らずなのにすっかり癒されています。

つづいて、本館の家族風呂へ。
こちらは、無料で使用できる貸し切り温泉。大きな湯船に大満足。家族でゆっくり入浴できるのは嬉しいですよね。小さなお子様がいらっしゃるご家族にもおすすめです。

本館には露天風呂もあります。

本館の露天風呂は時間帯によって男女入れ替え制。男性は午後3時〜午後9時迄、女性は午後9時〜翌朝10時迄。夕食の後に入浴してみたのですが、外の景色は見えないものの開放感を感じられて心地良かったです。

本館の温泉を堪能した後は、一旦、さくら亭に戻って休憩。
さくら亭の1階には3台、2階には1台、無料で使用できるマッサージチェアがあります。

夕食まで1時間ほど時間があったので、母と座ってみることに。気が付いたら熟睡していました。

夕食

あっという間に、夕食の時間がやってきました。お食事は本館でいただきます。個室になっているので、周りを気にせずゆったり過ごすことができます。
お食事は、旬の素材を中心に海の幸、山の幸がふんだんに使われています。

テーブルから溢れてしまいそうなほどの、圧倒的ボリューム。主役級の食材が、ずらりと並んでいます。私も母も大喜び。誕生日のお祝いにぴったりな、豪華なお食事です。

沼津港直送の新鮮な地魚は、身がふっくらとしています。
 
 

 

 

 

お刺身も新鮮でした。特に、海老は甘みたっぷり。
そして、もち豚。甘みのある脂が特徴のもち豚は、豆乳鍋でいただきました。
 
 

 

 

 

豆乳鍋は、桐谷箱根荘が誇る乳白色に濁った温泉をイメージしているのだそうです。とろけるような食感のもち豚を包み込む豆乳のコク、まろやかさ。あまりにも美味しくて、思わず幸せなため息。
そして、特筆すべきはお米の美味しさ。こちらは大女将の実家の農家から取り寄せているこだわりのお米なのだそう。1粒1粒が立っていて、やわらかすぎず硬すぎず、丁度良いバランスのお米。思わず、お代わりもしてしまいました。

夕食後、一旦お部屋に戻ることに。本館からさくら亭に向かう通路が、ライトアップされていました。

なんだか温もりを感じる灯りに、心が和みます。とても良い雰囲気。
お部屋へと戻ると、お布団が敷いてありました。


ふかふかのお布団、一度横になってしまったらすぐ眠ってしまいそう…!眠る前に、さくら亭の温泉にも行ってみようと思います。

お湯処初音

さくら亭には、「お湯処初音(はつね)」という湯処が併設されています。


こちらには内湯と露天風呂、そして足湯があります。
内湯と露天風呂はやや熱め、足湯はぬるめ。個人的には初音の露天風呂が特に大好きで、2日間で3回も入浴するほどお気に入りでした。

余談ですが、桐谷箱根荘にはおつまみやお菓子を購入できるような売店はありませんが、お酒やソフトドリンクの自動販売機はあります。それとは別に、お菓子やカップラーメンの販売機も設置されていました。


コインロッカー型で、現金を投入すると鍵が開く仕組みになっています。私はポテトチップスを購入して、お部屋で母とポテチパーティーを楽しみました。

朝食

翌朝は、7時に起床。なんだか肌がつるつるしているような?昨日の温泉効果でしょうか。お部屋でゆったり過ごしてから身支度をして、8時に朝食会場へ。朝食会場は昨晩と同じ個室です。

朝食で特に美味しかったのが、桐谷箱根荘特製のしゃくり豆腐。

テレビや雑誌でも紹介されたことがある人気メニューなのだそう。
ぷるんとした食感、なめらかなのど越し。すっと身体に沁み込むような味わい。起き抜けの身体を温かく、優しく包み込んでくれます。
厚焼き玉子も美味しかったです。
ふんわり巻くことで空気と上手く絡ませるのがコツなのだとか。ずっしりとしていて食べ応えがありました。

ゆっくり朝食を味わった後は、またお部屋でゆっくり。10時にチェックアウトしました。スタッフの皆様がとても親切で、癒しの滞在となりました。

箱根ガラスの森美術館

さて、帰りは公園上駅ではなく、中強羅駅へ歩いてみました。やや急な上り坂だったので少し息が上がりましたが、それでも6分ほどで到着。
中強羅駅から箱根登山鉄道ケーブルに乗車し、強羅駅へ向かいます。
強羅駅からは箱根登山バスに乗車。バスに揺られること約20分、箱根ガラスの森美術館に到着。

箱根ガラスの森美術館は、日本初のヴェネチアン・グラス専門の美術館。ガラス煌めく庭園に、カフェ・レストラン、ガラスの体験工房などが併設されています。

ミュージアムショップもあるので、旅のお土産を探すのにもおすすめの場所です。



美術館を堪能した後は、箱根登山バスに乗車し、箱根湯本駅へ。箱根湯本駅では食べ歩きを楽しみました。

箱根ガラスの森美術館
https://www.hakone-garasunomori.jp/

 

桐谷箱根荘で温泉と美味しいお食事を堪能し、すっかり元気に。母も「本当に楽しかった!また必ず来たい!」と、とても喜んでいました。観光をめいっぱい詰め込む旅も大好きだけれど、こうやってお宿でゆっくり過ごすのがメインの旅も楽しいな、と気づいた2日間でした。

 

 



miho333さま
ありがとうございました!

 

 

「桐谷箱根荘」の詳細はこちら

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桐谷✿今回のお宿

桐谷箱根荘

http://kiritani-hakoneso.com/
強羅駅からケーブルカーに乗り換えて2駅、公園上(こうえんかみ)駅が最寄り駅です。

 

住所 :〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-598
電話 :0460-82-2246

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